名古屋の公開が決まりました。7/28(土)より名古屋シネマテークです。
名古屋シネマテークの支配人・平野勇治さんと公開予定の調整をしようと電話をしても留守。ちょうどその日、5月25日(金)に中部地区のミニシアターを中心とした映画館の人びとの会合が開かれ、平野さんもそこに出席していたのでした。議題は「映画館のデジタル化にどう対応するか」。5月30日(水)に放送されたNHKクローズアップ現代『フィルム映画の灯を守りたい』の中で「フィルムへの愛着」を熱く語った伊勢・進富座の水野昌光さんが司会だったそうです。
1982年開館、今年30周年を迎える名古屋シネマテークはずっと同じ雑居ビル2階で「40席の暗闇」を守ってきました。最もデジタル化の流れに乗りにくい小さな映画館です。名古屋大学映画研究会時代に自主上映団体を立ち上げ、30年間の長きに渡りシネマテークを率いてきた代表の倉本徹さんは、今後のことをどう考えているのか。『オロ』公開で訪ねる機会があったら、ぜひ聞いてみたいと思います。