明治44年開業という熊本の伝説的映画館Denkikanで8/25(土)より公開が決まりました。
Denkikanのはじまりは明治44年、窪寺喜之助氏が創設した熊本ではじめての活動写真常設館「電気館」。日本で最初の活動写真常設館「浅草電気館」の隆盛により、全国に「電気館」という名の劇場が誕生していた時期でありました。平成23 年に開館100周年を迎えましたが、当時全国に生まれた「電気館」いう名の劇場で生き残っているのはここだけではないでしょうか。現在は三代目の窪寺洋一さんが代表を務め、熊本の映画ファンが待ち望む作品を上映する映画館として愛されています。
東京の試写会で「オロ」をみた女優の坂本スミ子さん(岩佐寿弥監督の友人/写真左(クリックすると写真が拡大!)が窪寺洋一さんに強く上映をすすめてくださり、Denkikanでの公開が実現しました。熊本市内で大きな幼稚園を経営している坂本スミ子さんの「オロをぜひ子どもたちに出会わせたい」と意向を汲んで、窪寺さんは夏休みの最後の一週間を入れた上映期間を設定してくれました。熊本の子どもたち、早く夏休みの宿題を終わらせて待っててね。